新たな人生を歩む男 tafboyaのブログ

リタイア後の生活について書いてます

tafboyaの職歴④

前回はこちら⬇️

 

tafboya.hatenablog.jp

 

①高校〜大学まで

②大学卒業〜社会人

③退職後〜契約社員

④退職後〜現在 ⬅️ 現在ここ

 

仕事を辞めたあとは特に何も考えてなかった。

とにかくこれで自由だ、なんでも好きなように出来ると思っていた。

仕事を辞める半年ぐらい前に一人暮らしを始めていた。

理由は家にいるのが嫌になったのと、さすがにこのままじゃいけないという思いがあり

思い切って一人ぐらいをはじめた。

 

一人暮らしを始める際は、まず物件を調べました。

家賃はなるべく安く、かつ駅から近いという条件で探してみることに。

すると駅から徒歩8分くらいでかつ、家賃3万くらいの物件があり

これはいいなと思い、そこに住もうと思った。

 

ただネットで見ただけなので、実際にどんな風なのかわからない。

そこで自分家の近くの不動産屋さんに行ってみることに。

自分で調べたものだけではなく、他にも良い物件があるのではないかと

いうことも考慮していました。

 

一人で行くのはちょっと不安だったので、友達を誘って一緒にいく。

何軒か行ってみて、良さそう不動産屋さんがあったのでそこで紹介してもらうことに。

まずは自分の調べた物件のことをいくつか聞いてみて、それから不動産屋さんに

他にも色々な物件を紹介してもらいました。

その結果3件ほど良さそうな物件があったので、実際に内見することになりました。

 

3件見て、そのうちの一つが良さそうだったのでそこに住むことになりました。

部屋は6畳ロフト付き、風呂とトイレは一緒、木造住宅、家賃は3万弱。

 

これで自由に生活出来る、そうわくわくした気持ちがあった。

がそんなに甘いものではなく、初めの頃は大変だった。

家事は全て自分でやらねばならず、何もかも全部一人でやる。

これがどれほど大変なことなのか、思い知りました。

確かに自由ではあるが、それをまだ実感できるほどの余裕はなかった。

 

仕事と一人暮らしの両立、これがさらに自分自身を苦しめていたのである。

まあそれでもある程度やればなれるもので、なんとか暮らしていくことが出来た。

そうして仕事を辞めて、完全な自由を手に入れた。

 

辞めたあとは、とにかくやりたいことをやろうと思っていた。

がよくよく考えてみると自分のやりたいことはなんだろう?

そればかりを考える日々だった。

 

結局あんまりやりたいことを思いつかず、ただただ無駄に過ごす日々が

続いていたのである。

結局自由を手に入れたと感じても、自分のやりたいことがない

空っぽな自分自身に気づいてしまった。

 

そんな中、以前働いてた会社から離職票が届く、失業手当を受け取るために

ハローワークにいく。

ハローワークで手続きをして、失業手当を受け取る。

最初は2ヶ月間待って、それから受け取るかたちに。

受け取るためには、就職活動をしなくてはならない。

 

そこで職業相談センターに申し込んで、相談に乗ってもらうことに。

前に相談したところのトラウマ?があったせいか相談するということに対して

ものすごく苦手意識を感じていた。

 

不安を感じつつも相談に乗ってもらう。

前に相談したとこと比べて、ここではちゃんと話を聞いてもらえた気がした。

自分が相談に乗って貰った人は、おばちゃん?

まあこういう風にいうのは失礼だけど、おばちゃんという以外に思いつかない(笑)

 

そこの相談センターで色々と相談に乗ってもらい、失業手当を受け取りながら

色々とやっていく。

そこで思ったことは、無意味だなと感じたことだ。

座学など色々と受けたが、どれもこれも特に為になるとは思えなかった。

受けたその時は一時的に気分が良くなったりもしたが、結局一時的なものだった。

就職するために色々とやった行為は、会社にどう適応するかだけの行為であり

虚しさだけが残るのであった。

 

気づいたことは、別に自分は再就職したいわけではなく、ただ金をもらうため

だけにやっていたのだと気づいた。

そう気づくと、自分自身に対して非常にいたたまれない気持ちになった。

なんてクズ野郎だ、自分自身を責めた。

 

失業手当を全て受け取ったら、相談に行かなくなった。

結局一度も面接など受けることもなかった。

 

その後さすがに何もしないというのはまずい、自分自身に焦りがつのっていたので、

登録制のバイトをすることに。

登録制のバイトは特に面接もなく、ただ登録すれば良いだけなので

今の自分自身にとっては気が楽だった。

 

登録してバイトを始めることに。

働くのが久しぶりだったのでやはり緊張する。

最初にやった仕事は、工場で箱に商品を入れるだけ。めっちゃ簡単だった。

ただ入れるだけ、それだけでいいのだ。

今まで自分が働いた中で1番楽だった。

こんなんでお金もらえるんだなと、ちょっと衝撃的であった。

ただ工場の中が寒すぎて、無理だった。

ちょっとだけ働いて、他の仕事をすることにした。

 

やった仕事は、商品の荷卸し、仕分け、CDをケースに入れる、荷物の運搬、

本・CD・DVDの梱包など、とにかく色々やってみた。

どの仕事もそれほど人と関わる仕事ではなく、ただ黙々と作業をこなすだけだった。

 

好きな時に働けるので、自分的にあってるなと思った。

しばらくちょっとずつ働きながら日々を過ごした。

 

がやはりそういう生活を続けていくとやはり不安が募る。

この不安は一体なんなんだ?

自分自身の抱える不安は一体何なのか?

それを常に考えるようになった。

 

不安の正体

自分自身が気づいたことは次のとおりだった。

 

①人との繋がりを感じられない

②自分自身が空っぽで何もないと感じる

③日々無駄に過ごしていると感じてしまうこと

④自分の求めていた自由とは偽りだったということ

⑤やりたいことより人にどう思われるか気にしてしまうこと

 

①人との繋がりを感じられない

 

一人暮らしをはじめて実感できたことだ。

自分から積極的に関わっていかないと人と関わるのは難しい。

これを思い知らされた。

いかに自分が人との関わりを避けていたことを身にしみて実感した。

 

②自分自身が空っぽで何もないと感じる

 

自分という人間は一体何なんだ?

ろくに仕事もしていない、誰の役に立っていない、ただただ生きている

自分自身の存在価値を全く見出せていないことに気づいた。

 

③日々無駄に過ごしていると感じてしまうこと

 

毎日同じような日常を過ごす、そうしていると虚しさしか感じなくなる。

何もしていない自分自身に対して憤りを感じる。

しかしそれでも同じように過ごしてしまう。

 

④自分自身の求めていた自由とは偽りだったということ

 

自由を求めて今の生活を選んだわけだが、結局は自由とはほど遠いものだった。

心が常に苦しさを感じるのである。

これでいいのか?こんなことしてていいのか?

自分自身が常にそう投げかけてくるのである。

自由は仕事をしないで、ただただ自分のやりたいようにやる、そう思っていた。

がそうじゃなかった。

このやりたいことこれが厄介だった。

 

⑤やりたいことより人にどう思われるか気にしてしまうこと

 

やりたいことリスト作ってみたことがある。

するとあることに気づいた。

 

例えば、欲しいもの買いたい、一人カラオケ行きたい、映画見たい、など

こういうことは出来る。

イラスト習いたい、趣味で人と繋がりたい、コミュ力高めたい、など

こういうのは出来ない。

 

一人でも気軽に出来ることは、普通にやれる。

ただ新しく人と関わろうとする行為が出来ないのである。

 

まず単純にどう思われるのか怖いということと

今の自分自身の状況を、説明しなくてはいけないという気持ちである。

自分は自己紹介がものすごく苦手である。

初めて会う相手に対して、自己紹介は必要である。

人は第一印象が大事だ。

自己紹介が上手く出来ないということは、まず第一印象でつまづくわけだ。

それに今の自分の状況を説明するわけだからさらに印象はよくない。

こう考えると新しく人と関わるという行為は自分にとってとてつもなく

プレッシャーのかかるものになってしまう。

 

結局自分自身が傷つきたくない言い訳に過ぎないわけだが。

もちろん全ての人が自分に対して悪い印象を持つとは限らない。

ただ自分にとっては悪いイメージしか湧かないのである。

 

今もずっとこれらの不安を感じ続けている。

その中で今やれてることそれは、このブログを始めようと思ったことである。

 

ブログを通じて、自分の気持ちを吐き出してみるということである。

自分の気持ちを伝えるのが苦手、自分の中でそういう気持ちがあった。

それでも何とか人に伝えたい、そういう思いがあった。

 

こんなダメ人間の気持ちをわかって欲しい。

それが今の自分がやれることなんじゃないかと。

 

長々と書いてしまって申し訳ないです。

無駄な長文で読みにくいと思いますが。

 

これが以上の自分の職歴になります。

職歴というより、自分の思いをただ綴っただけのような気がしますが。

ここまで読んでいただきありがとうございます。