苦悩(ディストレス)
生きていて、苦しさを感じたことのない人はいないのではないだろうか?
誰しも抱えるこの苦悩に対して、はたしてどう向き合えばいいのか?
苦悩といっても人それぞれ。
お金、人間関係、仕事、生活など様々なことに苦悩を抱えるでしょう。
苦悩しているということは、現状に満足していないということ。
現状に満足していれば、苦しむことはないでしょう。
苦悩するからこそ、現状を把握し、向き合って
どう改善しようかという考えが、生まれるのではないだろうか?
とはいっても、つらいという現状は中々変えられない。
苦悩に囚われ過ぎると、足元をすくわれてしまう。
一時的に回避することは難しくないでしょう。
テレビ見たり、ゲームしたり、お酒を飲んだり、遊んだりなどすればよい。
けど結局苦悩は回避すればするほど、より大きくなってくる。
まるで借金の利息のようなものだ。
気づけばどうしようもなくなる。
苦悩を感じたときにすぐに対処すれば、それほど大きくならないでしょう。
では苦悩を感じたときにどうすればいいのだろうか?
①今感じている苦悩を書き出す
②めいそうをして苦悩を客観的にみる
③自分で対処出来るのか?それとも人の助けを必要とするのか?
どうしようもないことなのか?を見極める
④解決方法を探すまたは人に頼ってみる
①今感じている苦悩を書き出す
心に感じている苦悩を全て書き出しましょう。
どんなことでも自分の好きなように書いてください。
誰にも見せるわけではないので、本音で書きましょう。
最初のうちは難しいかもしれません。
慣れてくればスラスラかけるようになります。
そうすることにより、自分がどんなことに苦悩を感じているか
客観的に見れるようになります。
書くものはなんでもいいと思います。
ただ見返すときに、読める字で書いた方がいいでしょう。
ただずっと書くのも大変なので、制限時間(最初のうちは10分くらいがいいかと)
を決めて書きましょう。
②めいそうをして苦悩を客観的にみる
めいそうすると、自分の苦悩が客観的に見えるようになります。
書くのが苦手な方は、めいそうをおすすめします。
めいそうには心を落ち着ける効果もあります。
落ち着ける場所で、5分くらいめいそうしてみてください。
慣れてくれば、落ち着いた気持ちで苦悩を感じることが出来るでしょう。
めいそうのやり方についてはこちらをご覧ください⬇️
③自分で対処出来るのか?それとも人の助けを必要とするのか?
どうしようもないことなのか?を見極める
苦悩を客観的に見れるようになったからといって、そのままにしておくわけにはいきません。
何かしらの対処をしていく必要があります。
まず自分の苦悩を以下の順番に分けてみましょう。
- 自分で対処可能か?
- 人の助けが必要か?
- どうしようもないことなのか?
例として
- 自分で対処可能か?
いつも調子がよくない ➡️ しっかり寝る、食生活改善、運動するなど
- 人の助けが必要か?
依存症で困っている ➡️ 友達に相談する、病院で相談するなど
- どうしようもないことなのか?
相手に対しての心配など ➡️ 相手のことをどんなに考えてもしょうがないと自覚する
④解決方法を探すまたは人に頼ってみる
苦悩に対して、解決出来そうな方法を探してみましょう。
上記のように苦悩を種類分けしたら、それぞれについてさらに細かく
対処方法を考えてみましょう。
例として
- 自分で対処可能か?
いつも調子がよくない ➡️ しっかり寝る、食生活改善、運動するなど
⬇️
全部やるのは大変です。
最初は寝る時間を確保して、どうやってしっかりと眠れるように出来るか調べる。
睡眠に関しては、ネットや本などでいっぱい情報がありますので
一日あれば調べることが出来るでしょう。
そうやって順番に色々と、対処方法を調べていくのがいいかと思います。
- 人の助けが必要か?
依存症で困っている ➡️ 友達に相談する、病院で相談するなど
⬇️
まずは自分で色々と情報を調べましょう。
依存症に関しても、ネットや本に様々な情報があります。
依存症の仕組みを理解するだけでも、何となく安心します。
ただ依存症を一人で克服するのは、中々に難しいもの。
気軽に話せる友達に相談してみましょう。
それが難しい場合は、病院で相談してみましょう。
相談するのは勇気がいる行為ですが、自分の今後の人生のためにも、思いきって
相談してみましょう。
- どうしようもないことなのか?
相手に対しての心配など ➡️ 相手のことをどんなに考えてもしょうがないと自覚する
⬇️
そうはいっても心配なものは心配だと思います。
相手に心配しているという気持ちをはっきりと伝えましょう。
たとえ伝わらないとしても、相手に気持ちを伝えるということは
相手に寄り添えたということです。
相手が納得しなくても、自分が納得出来ればそれでいいのです。
後は自分の心と向き合って、どうしていけばいいか、考えればいいのですから。
苦悩することはほんとにつらいことです。
ただどんな苦悩に対しても、対処出来るということを知れば
そこまで苦悩に対して、恐れることはないかと思います。
苦悩しているなと思ったら、客観的にみて、自分でどう対処していくか
考えてみてくださいね。